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Suno v5.5の新機能 | 自分の声で歌わせる「Voices」と音楽AIの現在地

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スタジオのマイク(Sunoのイメージ)

「作曲できるAI」の代名詞になったSunoが、3月に最新版「v5.5」を出した。目玉は自分の声で歌わせる「Voices」。鼻歌や朗読を録音してアップすると、AIが作った曲をあなたの声が歌う。

会社としても絶好調で、6月には4億ドルを調達し評価額は54億ドル。累計ユーザーは1億人を超えた。今、音楽生成AIで何が起きているのかを整理する。

v5.5の3つの新機能

機能できること
Voices録音/アップした自分の声を、生成曲のボーカルにする
Custom Models自分の楽曲6曲以上を学習させ、「自分のスタイル」で生成
My Tasteよく使うジャンルや雰囲気をAIが覚え、好みに寄せてくる
表: Suno v5.5の主要新機能(2026年3月26日公開)

共通するのは「誰でも作れる」から「自分の音になる」への進化だ。テンプレ的なAIソングの洪水から抜け出す道具を、Suno自身が用意してきた。

数字で見るSunoの現在地

2月時点で累計1億ユーザー、年間経常収益(ARR)は3億ドル。6月3日にはBond Capital主導で4億ドルを調達し、評価額54億ドルに達した。「AIのおもちゃ」と呼ばれた時期は完全に終わり、音楽産業の一角として扱われ始めている。

著作権問題はどうなった

大手レーベルとの訴訟で揺れてきたSunoだが、Warner Musicとは提携に転じるなど、対決一辺倒から「ライセンスと分配の交渉」へ局面が移りつつある。とはいえ係争は残っており、商用利用では有料プラン+最新の規約確認が引き続き必須だ。

musicman.co.jp 音楽生成AIのSuno、音声クローン機能を搭載した「v5.5」リリース 音楽業界メディアによる報道。「最高の音楽は人間から始まる」という同社の立ち位置がわかる。

「歌ってみた」の次は「歌わせてみた」

筆者は、Voicesは配信者や同人音楽の世界から流行が始まると見ている。自分の声を切り売りせずに曲を量産できる道具は、これまで存在しなかったからだ。一方で、他人の声の無断クローンという悪用リスクとは常に隣り合わせで、規約と法整備の追いかけっこは続く。


出典: ビジネス+IT(v5.5公開) / Musicman / AI革命メディア(料金・著作権整理)

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